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教育と不登校を考える vol.11

東京家学・関西家学 代表 平栗将裕

「楽しさ」を発見する力

夏休みが終わり、また学校が始まりました。
夏休みの最後の週を、「夏休み明けから行くぞ!」と気合を入れて過ごした子も、「やっぱり、学校に行きたくない」とむしろはっきりと自分の気持ちが分かったという子もいるでしょう。

親としても「やっぱり登校できなかった…」と落胆してしまっていたり、登校を始められたからこそ「お願いどうか休まないで行って…」と祈るような気持ちでいたり、状況は様々だと思います。

9月はそのような気持ちの変化のある月ですから、親子共に不安な気持ちで過ごしているという状況は少なくないでしょう。
しかし、不安な時にこそ気持ちを前向きにするということが必要です。
「行きたくない」と思う学校に「行けるようになる」ということはいったいどういうことなのかと言えば、学校に対しての見方、考え方が肯定的に変化するということです。

辛いことや苦しいことばかりと思っていた学校生活のイメージの中に、「楽しさ」を発見する力を育てていく必要があるのです。

「学校に行きたくない」と言えることが第一歩

夏休みの期間に十分に心と身体を休めることができると、だんだんと自分の気持ちが整理されてきたり、気持ちに余裕が出てきて自分の本当の気持ちと正面から向き合うことができるようになります。その結果として「学校に行きたくない」という気持ちがはっきりしてきたのだとすれば、それは後退ではなく進歩なのだと見ることが大切です。

学校を休み始めた当初に、親から「何かあったの?」「どうして行けないの?」と問い詰められると、本当の気持ちというものがはっきりとわからないがゆえに、親にもわかるような説明として、「クラスメイトが嫌だ」、「先生が嫌だ」などと様々な理由の中の一部を言います。

しかし、そういう子どもの発言を「そうか、クラスメイトが嫌だから行かないのか」と言葉の通り受け取っていると、いつの間にか、子どもの方でも、親を納得させるために言ったことが、学校に行けない理由にすり替わってくることがあります。
「クラスメイトが嫌ならば、学校に行けないのも仕方がない」というように考えてしまうことがあるということです。
これは子どもに悪気があってそのような考え方をしているわけではありません。子ども自身の中でも、自分の本当の気持ちというのがはっきりとわからないために、「やむを得ないことなのだ」という理解の仕方で自分の気持ちに説明をつけようとしているうちに起こってくることなのです。

つまり、「学校には行かければいけない」という意識による抑圧が強いために、「すべきこと」と「したいこと」が一緒くたになってしまい、「学校を休みたい」という自分の本当の気持ちをはっきりと認めることができなくなってしまうということなのです。

問題解決を行うためには、今どんなことが問題になっているかということを整理して把握する必要があります。それと同じように、「学校に行けなければならない」と思う一方で、自分の中には「学校に行きたくない」という気持ちがはっきりとあると気が付くことは、心を整理していくための第一歩なのです。

本当に「学校」に行きたくない子はいない

学校に行きたくないという気持ちがはっきりしたところで、なぜ学校に行きたくないかと言えば、学校が楽しいと思える場所でないからです。

「楽しさ」と言っても面白おかしく、好きなことしていられるという意味での楽しさではありません。
そういうことではなくて、友達と話をしたり、競い合ったり、協力して何かを成し遂げたり、その中で気の合う仲間を見つけたり、そのような「楽しさ」を経験できる場所が学校です。
そのような「楽しさ」を経験できっこないと思っているか、過去の経験から学校はそんな「楽しさ」を経験できる場所ではないという確信に近い思いがあるから、学校に行きたくないと思うわけです。根本的に、楽しい学校生活を送りたくないと思っている人はいないのです。

今は人間関係が疎ましい、勉強に興味を持てない、と否定的な感情を持っていると思いますが、そこから遠ざかって休んでいればいつか考え方が肯定的になるということはありません。

広い世の中のどこかには、必ず自分を理解してくれる他人がいて、広い学問の中には、自分がおもしろいと思える勉強があるはずです。
100%とはいかなくても自分を受け入れてくれる他人がいることを知ることや、前より少しだけ勉強がわかると思える経験が、否定的な見方を少しずつ変えて行ってくれます。

否定的な見方に支配されているときには、何をやろうとしてもつまらなそうだし、不安やリスクばかりが思い浮かびます。
しかし、それを楽しむことができる可能性があるということを忘れてはいけません。
行動を起こすときに、「こうやったらできるかも」「こうやったら楽しいかも」と肯定的な面を見る訓練をしていくことが必要であり、その経験の積み重ねが最終的に、「行きたくない」と思っていた学校に「楽しさ」を見出す力に繋がるのです。

その第一歩は、不安な時に、物事の否定的な側面を見ていることに気が付いたら、あえて肯定的な側面に目を振り向けるという努力からはじまります。是非やってみて下さい。

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