不登校専門の家庭教師 不登校の小学生・中学生・高校生を支援

不登校専門の家庭教師 不登校の小学生・中学生・高校生を支援

無料電話相談(平日10:00~21:00) 0120-859-519無料電話相談(平日10:00~21:00) 0120-859-519

教育と不登校を考える vol.6

東京家学・関西家学 代表 平栗将裕

子どもたちの新しい1年に

いよいよこの4月から新しい学校生活が始まります。

期待と不安が入り混じった気持ちで待っている子、
学校なんて始まってほしくないと思っている子、
この新しい生活の中で初めて躓き不登校になってしまう子など、

ひとりひとり違った状況があります。

しかし、どんな状況にあったとしても、お子さんの心を癒し、再び一歩を踏み出すためには、周囲の人の「受容」と「行動」を促すかかわりが不可欠です。その最も大切なかかわりについて振返ってみたいと思います。

不登校についての捉え方

文科省が平成4年に「不登校は特定の子どもに特有の問題があることによって起こることではなく“誰にでもおこりうる”」ことであると、不登校についての捉え方を変えてから長い時間が経ち、その考え方も次第に浸透してきたものと思われます。
誰であっても自分に自信がない時や気力がわかない時には、目的から目をそらしたり、人との交流から距離を置くときがあります。
しかし、ずっとそのままの状態が続くと、将来の可能性が次第に閉ざされて行ってしまいます。

わたしたちは、不登校になること自体が問題なのではなく、不登校から再び学校生活に戻れないことが一番の問題だと捉え、解決するためにはどうしたら良いのかということをずっと考え、行動してきました。

わたしたちが、不登校の子どもたちと一緒に歩み始めて、もうすぐ10年を迎えます。
学校になじめなかった人、不登校を経験した人など、教育についてそれぞれの想いを抱く大学生が集まり、今までになかった教育を目指したのが「東京家学」のはじまりです。
創業当時のメンバーの経験はそれぞれ違ったものでしたが、「学ぶ」ことによって自分たちの状況を変えることができた、再チャレンジすることができた、という成功体験が共通していました。
だからこそ、不登校に悩む子どもたちに、将来をあきらめてほしくない、他人と同じ道でなかったとしても必ず将来を拓くことができるということを知ってほしい、という想いがありました。

不登校の解決は確かに簡単なことではないかもしれません。

しかし、この10年の中で、訪問支援だけでなく、フリースクールの開校、保護者の方へのサポート、通信制高校との提携など、教育・支援の幅を広げ、不登校の状態から、何か目標を見つけたり、人と交わっていくための「きっかけ」を作る方法をたくさん作ることができたと思います。

「きっかけ」は待っていても生まれません。どんな時でもまず「受容」し、それから「行動」を促すという絶対の順番があるのです。

受容することの意味

「受容する」とはどういう意味ですか?とよくご質問を受けることがあります。

受容することとは、決して子どもの好き勝手にさせておくことや、何も言わずに見守っていることではありません。
一言でいえば、受容するとは、現在のあるがままの状態をあるがままに受け止めることです。

学校に行かないことは許されないことだ、勉強しないと将来がどうにかなってしまう、というように、否定したり、評価を下すのではなく、学校に行けない状態であること、勉強ができない状態であることを認める必要があります。

お子さんに起こっていることをあるがままに受け止められるようになると、「なぜ学校に行けないのだろう?」「なぜ勉強が嫌なのだろう?」と、子どもの心の中で何が起きているのかということに関心を持てるようになります。

具体的な行動としては、子どもが無言のうちに訴えようとしていることを、理解したいと思っているという姿勢をお子さんに対して示すことです。

子どもは自分の気持ちを理解してもらえると安心し、受け止めてもらえるからこそ、心の中の捉われが消え、違う考え方ができるようになります。
さらに受容的な対応の中で、お子さんの考えていること、求めていることがわかり、これからの対応の方向性が見え、一緒に行動を起こす準備が整えられるのです。

行動を起こす大切さ

一方で、時間が経過すればするほど、不登校のきっかけとなった原因以外に、学校に戻るうえで壁になる課題が出てきます。

例えば「学習の遅れ」や「人間関係の減少」、「生活リズムの乱れ」が起こり、学校に戻りたくても戻れないという状態に陥ることがあります。

何か新しい行動を起こすということは、少なからず抵抗感があります。

その抵抗を叱咤激励で乗り越えさせるのではなく、受容的な対応を土台にして「一緒に頑張ってみよう」と目標を共有することで、行動を促していきます。

今この時に何ができるかはお子さんの状態によって様々ですが、取り組みやすいことからで構わないので、少しずつでも行動を促していくことです。

何か行動をはじめて、そこで足が止まってしまったとしても、受容的な対応を守り、不安を取り除き、また行動を促して、お子さんの成長を手助けしていきます。
変化はゆっくりかもしれませんが、行動できたことはしっかりお子さんの中に根付き、自信につながっていきます。行動ができるようになってきたら、ひとつずつできることを増やし、お子さん自身に力をつけていくという、かかわりが必要なのです。

これからの4月の生活で、何かお子さんが不平や不満を口にすることがあったら、第一声で否定せず、子どもが訴えようとしているのはどういうことなのか耳を傾けてみて下さい。
お子さんの声の中に、きっとヒントがあるはずです。

2017Apr_campus

2017Apr_freeschool

2017Apr_May_doyoukouza

2017_gyouji

お問合せ・お申込み

行事詳細は、各ページをご覧ください。お問合せ・お申込みにつきましては、東京・関西それぞれの担当者までご連絡下さい。

TEL:0120-859-519
Eメール:info@tokyo-yagaku.jp