不登校専門の家庭教師 不登校の小学生・中学生・高校生を支援

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小学生の不登校への取り組みの実践

小学生の不登校

■主な状態像

小学校低学年(1~2年生)に多い不登校の状態像は「母子分離不安型」というタイプがあります。母親から離れることに言葉では説明できないような感覚的で強い不安が起こり、登校できなくなるものです。母親以外の人(学校の先生や同級生、場合によっては、父親やきょうだい)との接触に抵抗を示すようになりますが、母親と一緒であれば元気に過ごすことができます。

小学校3年生以上でも母子分離不安が起こっている場合がありますが、小学校低学年の子に比べて、はっきりとしなくなります。成長に応じて、知識や言葉の数も増えてきて、自分の気持ちをある程度言葉によって説明することができるようになるため、「先生が大きい声を出すから怖い」「プールの入るのが怖い(プールという場所が怖い)」など学校に行けない理由と思われることを話します。しかし、母親と離れたところで、会う人や行く場所についての感覚的な不安が起こることは共通しています。

小学校高学年では、友達に自分の意思が上手く伝えられず嫌な思いをしていた、ケンカをした後に仲直りができずに気まずくなってしまった、というような人間関係についての悩みや、学習で挫折した経験から自信を失ってしまったことが不登校のきっかけになることがあります。母子分離不安の状態に人間関係や学習についての悩みが重なっている場合もありますので、丁寧に見立てを行う必要があります。

■対応の仕方み

母親に甘えたり抱っこをねだったりなど、赤ちゃん返り(幼児退行)を起こすことがありますが、心理的な安定度が崩れてきたときに起こる自然な反応であるため、拒絶したり、母親の都合で中断したりせず受け入れます。

甘えさせ続けたら自立できなくなるということはありません。母親に密着することで安心感を得たいという生理的欲求から起こることなので、心配する必要はないのです。欲求をしっかり満たしてあげることができれば、安定して、母親から離れて過ごすことができるようになっていきます。

高学年の場合、親から独立したいという欲求(第二次反抗期)も出てくる一方で、人や場所に対して感覚的な不安が起こっていることがありますので、親がかかわれるところと、第三者にかかわってもらった方が良いところを分けて対応していく必要があります。

人間関係に課題がある場合、まずは受け入れてもらえる第三者との人間関係から始め、同級生と対等な関係性を作れるようにしていくと、中学校生活にスムーズに適応できるようになります。

■学習と進路の準備

小学校低学年の場合、学習内容はそれほど難しくはなく、遅れを取り戻すために必要な時間も多くはないですから、焦らないことが大切です。後々の学習を考えた場合にも、学習に対する嫌悪感・恐怖感を抱かせないようにすることの方が重要になります。

「字がきれいだね」「良くできたね」「これだけできていれば大丈夫だよ」など、できる喜びや安心を感じられるようにしていきます。

高学年の場合でも、成績にはこだわらず、中学校に入っても使う算数の知識などに的をしぼって学習を進めていきます。四則の計算や、様々な単位、比や割合の問題など、中学校の方程式に繋がる単元は丁寧に確認しながら学習を進めて行くと良いでしょう。