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- 「発達障害・学習障害伴う型」(旧「発達・学力遅滞を伴う型タイプ」)の特徴と留意点
- ・理解することに時間がかかったりして、極端に不得意な教科(分野)があるため、学習に対する抵抗感を強く持つようになり、学習の遅れが大きくなる。
- ・クラスメイトとうまくコミュニケーションが取れず、人間関係が上手くいかなかったり、孤立したりする。
- ・自分のペースに合う活動には、喜んで参加するが、それ以外のことには消極的になる。
- ・課題に直面したり、傷つく出来事があったときに、葛藤や怒りをうまく処理できず、パニックを起こすことがある。
- ・社会的、情緒的に未成熟であるため、集団の中で不適応を起こしやすいので、問題が起こった時には、本人の気持ちを認め、納得できるように相手の気持ちや状況の説明をくりかえり行い、その都度学びにつなげる。
- ・できないことや苦手なことばかりに注目せず、得意なことや、意欲や興味に合わせた活動に取り組み、本人の自信を育てる。
- ・学習については、本人の感覚や理解の仕方に添って、勉強の教え方を変える必要がある。場合によっては指導実績のある個別指導の塾・フリースクールなども検討する。
- ・LD,AD/HD,自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群)、軽度の知的障害などが背景にあることもあるが、診断名に捉われるのではなく、子どもの特長を生かし、足りないところは補い育てながら、いかに社会的自立を果たしていくかということを目標にしていく必要がある。
- ・「学校がおもしろくない」「友達から嫌なことを言われる」「学校に行くと疲れる」など、いろいろな理由をつけて学校を休みたがる。
- ・学校の話をすると黙り込んで避けようとするが、楽しい行事や遊びに誘うと登校することがある。
- ・学校では友達の中に入ることができず、一人でぽつんとしていることが多くなる。
- ・教室にいることが苦痛になると、保健室や職員室などに行ったりすることがある。
- ・休んだときは、学校のことをあまり気にしないで、家の中で比較的元気に過ごす。
- ・子どもの思いを聴き、気持ちを理解する中で、「一緒に解決していこうね」と行動につなげる。
- ・学習の遅れが原因の場合は、指導実績のある個別指導の塾やフリースクール等で、補習学習を行う。
- ・身体的な不調が見られる場合は、登校刺激は避ける。
- ・教室に居辛い気持ちが強い場合は、保健室など教室以外の場所を居場所として認めてもらうよう学校に、教育的配慮をお願いする。
- ・登校時間が過ぎても、起きようとしなくなる。
- ・登校刺激をすると、泣いたり、声を荒げたり、感情を処理できず軽いパニックになることもある。
- ・外出をしなくなり、家の中で過ごすことが多くなるが、部屋に閉じこもることはあまりない。
- ・親が学校を休むことを認めると、日中好きなことをして過ごす。
- ・「みんなできるのに、どうしてできないの」などと、同級生と比較するような発言は避ける。
- ・現在の状態では十分な学校適応が難しいと考えられる場合は、ある程度の期間休むことを決め、学習や社会性の面の育成に取り組む。
- ・本人が興味を持ってやっていることや楽しんでいることは、認め、得意なことをつくるようにする。
- ・食事の準備など、手伝いをさせる機会を設けたりして、頑張りを認める場面を多くする。
- ・登校刺激がなくなると、家の中で自由な気持ちで過ごせるようになる。
- ・親や、自分のペースに合わせてくれ、気持ちを理解してくれる人には、自分を自由に表現でき、良く話すようになる。
- ・一方で「自分がまわりの人と違っているかもしれない」「人と会話を合わせられない」と、人間関係や自我についての悩みを話すようになることもある。
- ・学習や進路についても不安や焦りが出てくる場合もある。
- ・不安や葛藤が少なく安定している場合は、保健室登校や放課後の先生との面談など、慣らし登校につなげる。
- 慣らし登校を始めるときは、どうして学校を休んでいるのか、クラスメイトに理解しにくい場合があるので、クラス内でどのように受け入れ、援助していくのかなど、環境整備が必要である。
- ・不安や葛藤が強い場合は、話を聴いてくれる支援員など親以外の人とのコミュニケーションの機会を増やしたり、工夫して勉強を教えたり、本人の自信を回復する取り組みを進める。
- ・表情が明るくなり、行動範囲も広がり意欲的になる。
- ・塾やフリースクール等に通学ができるようになり、学習にも取り組むようになる。
- ・学校行事への参加や放課後の登校、保健室への登校ができるようになる。
- ・心理的負担が強くなると、登校のリズムが乱れることもある。
- ・保健室などで過ごすことが多い場合でも、体育や理科の実験など活動的な学習や、自信のある場面には参加できることもある。
- ・学習や、その他の活動においても、本人の感じ方や習得の仕方に理解を示し、工夫して教えることでできることを少しずつ増やしていく。
- ・学校に戻り始めても、同級生と比較したりせず、本人のペースでの成長を見守り、援助する。
- ・本人の興味のあることや好きなことは、特技になるくらいまで伸ばすと、本人の自信につなげられる。
- ・学校生活の中で、活躍できる場面や役割を作ってもらい、自信を持てるようにかかわってもらう。
「発達障害・学習障害伴う型」(旧「発達・学力遅滞を伴う型タイプ」)の特徴と留意点
タイプ7 発達障害・学習障害を伴う型
特徴
留意点
発達障害・学習障害を伴う型の前駆期
状態や症状
親の対応と学校との連携
発達障害・学習障害を伴う型の進行期
状態や症状
親の対応と学校との連携
発達障害・学習障害を伴う型の混乱期
状態や症状
親の対応と学校との連携
発達障害・学習障害を伴う型の回復期
状態や症状
親の対応と学校との連携
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