不登校の子供の心理と、親ができる行動・するべきではない行動

この記事では、最新データに基づく不登校の数や原因を紹介した上で、子供の心理、親の特徴、親御さんができる対応などを徹底解説します。
このページを読んでわかること
- 不登校の子供の数・割合(最新データ)
- 子供が不登校になる原因(最新データ)
- 不登校の子供の心理状態
- 不登校の子供を持つ親の特徴
- 登校の子供に親ができる対応・してはいけないNG対応
この記事を読むことで、小学生・中学生・高校生問わず、不登校の子供への対応がわかると思います。
ただし、子供のためにも親であるあなたのためにも、一番重要なのは「子供のことを親だけ(家族だけ)でなんとかしようとせず、不登校のサポート団体を適切に利用すること」です。
記事中でサポート団体も紹介しますので、ぜひそちらに相談してみてください。
私たち、塾&家庭教師・キズキは、不登校のお子さんを、13年間で3,000名以上サポートしてまいりました。不登校についての無料相談を行っており、親御さん自身のお悩みもご相談いただけます。少しでも気になるようでしたら、お気軽にご連絡ください。
目次
子供の不登校の現状~最新データ~

既にご存知の方や興味がない方は、次章「子供の不登校の原因トップ3(小学生・中学生・高校生)」まで進んでいただいて大丈夫です。
データ①不登校の定義
国(文部科学省)は、「不登校」の定義を次のように定めています。
何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いた者
この定義では、次のような子どもは不登校には当てはまりません。
- 年間の欠席が29日以下の人
- 病気が原因で学校に行けない人
- すでに中退した高校生
データ②不登校の子供の人数と割合(小学生・中学生・高校生)
文部科学省の調査に基づく最新データでは、全国の児童の不登校の人数・割合は、下記のとおりです。(参考:文部科学省「令和元年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」)
■小学校
- 全小学生の人数:6,395,842人
- 不登校の人数:53,350人
- 不登校の割合:0.8%(約120人に1人)
■中学校
- 全中学生の人数:3,248,093人
- 不登校の人数:127,922人
- 不登校の割合:3.9%(約26人に1人)
■高等学校
- 全高校生の人数:3,174,668人
- 不登校の人数:50,100人
- 不登校の割合:1.57%(約60人に1人)
ただし、前項で述べたとおり、「年間欠席が29日以下の方」などは含まれません。
また、高校生の場合は、「30日欠席する前に中退した人」もいるでしょう。
つまり、不登校の傾向がある人や学校が苦手な人は、この数字よりも多いということです。
不登校のお子さんに寄り添い、サポートする塾&家庭教師【キズキ】/お子さんは、「次の一歩」に進めます/相談無料/関東・東海・関西(オンライン授業は全国対応)
子供の不登校の原因トップ3(小学生・中学生・高校生)

ご紹介した文部科学省の最新データには、子供の不登校の原因に関するアンケート結果もあります。
■小学生の不登校の原因トップ3
- ①無気力・不安
- ②親子の関わり方
- ③生活リズムの乱れ・遊び・非行
■中学生・高校生の不登校の原因トップ3
- ①無気力・不安
- ②いじめを除く友人関係の問題
- ③生活リズムの乱れ・遊び・非行
本人にも「直接的な原因」がわからないまま、無気力・不安といった「気分」が引き起こされて、不登校になっていることもあります。
実際、私たちキズキの受ける相談でも、「自分でもよくわからないけれど学校に行けなくなった」という子供は少なくありません。
なお、私たちキズキ(特に家庭教師キズキ家学)による不登校のタイプ分類は、「不登校の7つのタイプ」をご覧ください。
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不登校の子供の5つの心理

ただし、子供の理解についても、サポート団体を利用することが大切です。
それを踏まえた上で、この章では、臨床心理士の磯部潮氏による『不登校・ひきこもりの心がわかる本』を参考に、不登校・引きこもりの子供の心理をご紹介いたします。
心理①自分に自信が持てない
不登校の子供は「自分に自信が持てない」ケースが少なくありません。
子供はまだ年齢が若いため、様々な社会体験を積んできた大人に比べると、人格と個性が安定せず、自分に自信を持ちづらい状態です。
学校は、同級生や先生と交流があるため、人格形成に役立ちます。
しかし逆に、学校は、つまずきや成績の比較などによって自信を失う場にもなり得ます。
そうした自信のなさ・自信の喪失が、不登校や引きこもりにつながる子供もいるのです。
心理②人間関係が怖い

KY(空気が読めない)という言葉が流行したように、「コミュニケーション力」を重視する風潮が強い中では、クラスの人間関係でプレッシャーを感じる場面が増えているように思われます。
また、コミュニケーションの緊張感やプレッシャーは、「学校での人間関係」に限らず、人間関係全般に広がることもあります。
そうなると、「人と会うこと自体が怖い」状態になり、社会的参加を回避する=引きこもりに移行する可能性があります。
心理③学校や家族に反発したい
「学校や家族に反発したい」という子供もいます。
このケースでは、子供が以下のような不満を抱えている可能性があります。
- 学校の規則や制度が息苦しい
- 家族関係にストレスがある
- 両親が自分を気に掛けてくれない(と子供が思っている)
親子関係に「問題」がある(と子供が思っている)ことで、自己肯定感を失い、興味を引いたり困らせたりするために、学校へ行かないという選択を取ることもあるようです。
心理④将来に漠然とした不安がある

4つ目は「将来に漠然とした不安がある」という心理です。
はっきりした夢や目標は、子供みんなが持っているわけではありませんし、持たなくてはいけないというものでもありません。
ただ、持ってない場合、次のような悩み、不安、疑問が生じることがあります。
「この勉強が将来、何の役に立つんだろう?」
「学校を卒業するまでに、やりたいことが見つかるのかな?」
「将来どうやって生活していけばいいんだろう?」
こうした不安などが、「学校に行っても意味がない」「心身が不調になって学校に行けない」という状態につながるのです。
心理⑤原因がわからずに混乱している
不登校や引きこもりの原因は、明確に「これだ!」と判断できなかったり、ひとつに特定できなかったりすることが珍しくありません。
自分でも原因がわからない子供が、原因探しに集中するあまり、「次の一歩」に進めないこともあります。
先生の言葉に傷ついて不登校になったケースを考えてみましょう。
先生が謝罪すれば必ず登校を再開できるかと言えば、そうでもありません。
休んでいる間に昼夜逆転になったために、不登校が継続することもあります。
逆に、先生の謝罪がないままでも、子供の心身のケアに努めたり、仲のよい友達のおかげで先生のことが気にならなくなったりして、あっさり登校できるようになる可能性があります。
また、「今の学校への登校再開」以外にも、転校したり、学校には行かないまま塾や家庭教師で勉強やコミュニケーションを学んだりすることで、「次の一歩」に進めることもあります。
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子供の不登校は「親のせい」ではありません

「例外」とは、親からの児童虐待で心身が不調になった場合などのことです。
それ以外には、親の性格や育て方とは関係なく、不登校にならずに元気に登校している子供はたくさんいます。
これを逆に言うと、「どんな育て方をしていても、どんな子供でも、不登校になりえる」となります。
基本的には、親の性格や育て方が、子供の不登校に直接影響するわけではありませんので、ご安心ください。
「親の自分に原因がある」と考えすぎずに、気長に不登校に向き合うことが大切です。
そして、繰り返すとおり、親だけ(家庭だけ)ではなく、ぜひ不登校のサポート団体を利用してください(私たち、キズキでも、無料相談を行っています)。
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子供の不登校に影響しうる親の特徴5選

先述したように、親の性格や育て方は、基本的には子供の不登校とは関係ありません。
ただし、子供の通学や学習意欲に影響を与えうる親御さんの特徴・傾向はあるようです。
「不登校と親の関係」を気にされる方も多いのであえてご紹介しますが、不登校の原因と対応策は、子供一人ひとりで異なります。
よって、以下の特徴は「不登校と必ず関連するものではない」ということは、くれぐれもご認識ください。
また、それぞれの特徴・傾向が自身に当てはまるのか、当てはまったとして不登校と関連するのか・今後どうしていくのかなどは、何度も繰り返すとおり、不登校のサポート団体に相談してみてください。
特徴①教育熱心である
「教育熱心である」ことが、不登校に影響を与える場合があります。
子供が、親の熱意による受験や習い事に取り組んだ結果、疲弊するケースです。
■よくある例
- 親の期待に応えるためにがんばりすぎた
- 親の期待に応えきれずに自己否定感を持つようになった
- 期待に応えて受験に成功したが、進学校での生活に息苦しさを感じた
特徴②高学歴、または、学歴コンプレックスを持っている

以下のような気持ちが強いと、子供の希望や向き・不向きに合わない努力を「押しつける」形になることがあります。
「自分は○○大学に行ったのだから、子供もできるはず!」
「自分は大学に行けなかったけれど、子供は高学歴になってほしい!」
中には、子供に高学歴になってほしい親が、子供の発達障害に気づかず、発達障害の特性に合わない方法で勉強をさせ続けるケースもあります。
先天的な脳の機能の偏りによる特性のこと。ADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム障害)、LD(学習障害)などの種類があります。特性は、コミュニケーション方法や勉強方法の向き不向きにも影響します。
特性に合わない勉強方法を続けて成績が上がらず、あるときの学校でのテストをきっかけに子供が自信を失い、不登校になったという事例もありました。
特徴③子供を親自身と同一視している
前項とも関係しますが、「子供を親自身と同一視している」という特徴が見られることもあります。
■同一視が見られる親の例
- 子供の人生で、自分ができなかったことを実現したい
- 自分や配偶者が高学歴なのだから、子供も同じようにできて当たり前だ
しかし、子供には子供の考え方・価値観・個性があります。
親と子は似ている部分も多いかもしれませんが、基本的には、尊重すべき一個人です。
「子供の人生は本人のもの」と割り切って、子供の考え方・個性を認めましょう。
特徴④他人の目を気にしている

- 子供が私立中学に行かないと周囲に笑われる
- 子供が不登校なんて恥ずかしい
- 「きちんとした母親だ」と思われないと、夫に愛想をつかされる
周りの目を気にするのは、「きちんとした親・家庭でありたい」という真面目な気持ちのあらわれでしょう。
しかし、そうした考えを感じ取った子供は、「みんなと同じように学校に行けないなんて、自分はダメだ」と苦しむことがあるのです。
周りを気にしすぎていないか、考えてみましょう。
特徴⑤子供との距離感を掴めていない(過干渉・放置)
最後は、過干渉など、「子供との距離感を掴めていない」という特徴です。
「子供が自分でできること」に親が手を出し、「子供が自分で決めること」を親が代わりに決めることです。過干渉になると、子供は「自分は何もできない、何も決められない人間なのだ」と屈辱感、劣等感、無力感を抱くことがあります。
反対に、親の都合で子供を放置ぎみにしているケースもあります。
■放置ぎみになる場合の事例
- 仕事が忙しくて子供を構っていられない
- 趣味や娯楽に気を取られすぎている
- 他の兄弟姉妹の世話に手が掛かりすぎている
こうしたケースでは、子供が悩みを抱えていたり、学校で問題が起こっていたりしても、気づくことができず、それらが不登校という形で現れるとも考えられます。
親子であっても(親子だからこそ)、人間関係や距離感は難しいものです。
子供との関係性を、見つめ直してみましょう。
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不登校の子供にしてはいけないNG対応

- 無理に登校させる
- 登校しないことを責める
- 不登校の原因にこだわりすぎる
- 「今の学校」への登校再開にこだわりすぎる
子供は、不登校になった原因を言葉にして説明できないケースが珍しくありませんし、原因の解決が「次の一歩」に関係ないこともあるのは先述のとおりです。
また、登校を無理強いしたり、不登校を責めたりすると、心理的な不安が高まりやすくなります。
「今の学校」にこだわりすぎるのも、選択肢の少なさからくる抑圧感が強まるため、あまりオススメできません。
不登校の子供と接するときの心構えは、「不登校の支援団体を利用しつつ、子供のペースに寄り添って、気長に対応すること」なのだと覚えておきましょう。
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不登校の子供のために親ができる8つの対応

なお、以下の2つは大前提として、特に意識していただければ幸いです。
■前提として大切なこと
- 親子間だけで問題を解決しようとせず、支援団体や専門家に相談すること
- 子供の意志を尊重すること
また、それぞれの対応は、これまでに伝えた「親御さんの特徴」や「NG対応」の裏返しと言えるものもあります。
対応①休んでもいいと伝える(登校を無理強いしない)
不登校の子供は、「学校を休みたいけれど、休むのはよくない。でも学校に行くのはつらい」と悩みやすいです。
親が「休んでもいいよ」と伝えることで、気持ちが楽になり、「親は自分の味方だ」と安心することができます。
対応②ねぎらいやがんばりを認める言葉を伝える

ねぎらいやがんばりを認める言葉を伝えることも意識しましょう。
子供が「登校したくない」と言い出したときには、すでに様々に悩み、苦しみ、がんばりきった後の状況であることが多いです。
がんばって悩み抜いた結果として不登校になったのだと、理解する必要があります。
具体的には、以下のような言葉を掛けることが大切です。
「今まで大変だったんだね」
「ずっとがんばっていたんだね」
こうした声掛けは、子供の中の緊張やわだかまりを解きほぐし、「次のステップ」を考え始める糸口になりえます。
対応③子供の話にきちんと耳を傾ける
子供の話を聞くときは、頭ごなしに否定したりはぐらかしたりせずに、本人の言葉にじっくり耳を傾けることが大切です。
悩みを聞いてもらうこと自体に、暗い気持ちや不安を払しょくする効果もあります。
対応④勉強や進級・卒業について学校に相談する

- この時期は、この科目のどのあたりを勉強したらいいか
- 教室に通わずに進級・卒業する方法があるか(次項の保健室登校など)
- 欠席日数や調査書(内申書)の状況から、どのような進路の選択肢があるか
こうすることで、現在のあせりや不安の解消につながります。
その上で、不登校の子供の勉強をサポートする塾や家庭教師もありますので、インターネットで探してみることをオススメします(私たち、キズキもその一つです)。
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対応⑤保健室登校(別室登校)での単位取得を考える
保健室登校(別室登校)とは、文字どおり、教室ではなく保健室(別室)に登校して保健室(別室)で過ごす、というものです。
不登校になった子供は、「学校に行けないことに対する悩みや罪悪感」を抱えがちです。悩みや罪悪感は自信や気力を奪い、それが新たな「学校に行けない理由」になっている場合があります。
「教室には行けないけど、保健室(別室)なら行ける」という状態は、悩みや罪悪感を和らげる効果があります。
担任の先生と「保健室登校が可能かどうか」を相談した上で、子供のペースに合わせて提案するのがよいでしょう。
対応⑥サポート団体を利用する
サポート団体では、不登校や引きこもりの子供への対応、進路、勉強、親御さんへのケアなどの相談・支援を行っています。
■公的団体の例
- 市区町村の子育て相談窓口
- 児童相談所、児童相談センター
- ひきこもり地域支援センター
- 教育支援センター・適応指導教室
- 発達障害支援センター(発達障害の関係があるとき)
- 小児科・児童精神科(民間の病院もあります)
■民間団体の例
- 不登校の親の会
- フリースクール(次項で説明します)
- 不登校に対応した塾や家庭教師など(次項で説明します)
- カウンセラー
サポート団体を利用するメリットは、次のとおりです。
- 様々なケースを通じて蓄積した専門知識やノウハウに基づいて、具体的な「解決策」が提示される
- 話をするだけでも、親子の不安・ストレス緩和につながる
公民問わず、不登校の中学生と親御さんをサポートする団体はたくさんあります。
お住まいの地域にある相談先は、「○○市 中学生 相談」「○○県 不登校 相談」などとインターネットで検索すると見つかります。
公的な相談窓口の場合は、市区町村役所の総合窓口に聞いてみるのもよいでしょう。
対応⑦家庭教師などの学校以外の学びを提案する

先に紹介した「教育支援センター」や、「フリースクール」のように、学校以外にも学びの場は多数あります。
不登校の子供が、学校の代わりに通える場所のこと。実施内容は、スクールごとに特色があります。学校の校長先生の承認があれば、フリースクールに通った日数を学校の出席分としてカウントすることもできます。
不登校の中学生に対応した家庭教師もあります(私たちキズキもその一つです)。
そうした場では、学力の向上だけでなく、コミュニケーションを通じて、家族以外との対人関係に慣れていくといった効果も期待できます。
子供が「勉強は続けたいけれど学校には行きたくない」と相談してきたときに、学校以外の学びの場を提示できるよう、情報収集を進めましょう。
対応⑧転校を検討する
最後は「転校を検討する」です。
■転校のメリット
- 現在と違う制度の学校で、子供のペースに合った生活・勉強ができる
- 学校での人間関係をリセットできる
- 心機一転のための切り替えになりうる
とりわけ、高校には様々な形態があります。
例を挙げると、以下のような高校が、不登校の子供にはマッチしやすいと言われています。
通信制高校 | 定時制高校 | チャレンジスクールなど | |
---|---|---|---|
制度 | 基本は単位制 | 学年制と単位制がある | 基本は単位制 |
登校頻度 | 基本は指定のスクーリング日のみ | 平日毎日(夕方~夜が多い) | 平日毎日(時間の枠を選択) |
卒業年数 | 最短で3年 | 3〜4年 | 3〜4年 |
授業難易度 | 通常はやさしい | 通常はやさしい | 通常はやさしい |
実際に転校・編入先を決める際には、見学などで「学校の雰囲気」をよく確認し、子供の意思も尊重しましょう。
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親御さん自身のリフレッシュも大切です

最後に、不登校の子供を持つ親御さん自身のリフレッシュについて、お話しします。
子供が不登校だと、親御さん自身も、以下のような悩みを抱えがちです。
- 自分の育て方が悪かったのではないか
- 不登校がずっと続いたらどうしよう
- 子供とのコミュニケーションがうまくいかない
上記のような思いから、親御さん自身が心の調子を崩すこともあります。
子供のケアはもちろん大切ですが、あなた自身の生活も充実させるようにしてください。
親御さんの充実した姿を見た子供は、将来に対してポジティブなイメージを持つことができます。
また、親御さんの安定が、子供の心にゆとりをもたらします。
「子供が不登校なのに…」という気持ちはわかりますが、ぜひ、親御さん自身も、休日などの空いた時間を活かして、リフレッシュするように努めてください。
まとめ〜不登校の子供は、必ず「次の一歩」に進めます〜

- 親子間で抱え込まずにサポート団体や学校に相談する
- 子供の意見に耳を傾けて意思を尊重する
- 子供が「次のステップ」を踏みだすときの情報収集を地道に続ける
- 不登校の子供にプレッシャーや焦燥感を感じさせる言動は慎む
- 親御さん自身も「不登校は自分のせい」と思い詰めないようにする
不登校の子供は、必ず「次の一歩」に進めます。
この記事が、お子さんと、親であるあなたのお役に立ったなら幸いです。
さて、私たち、キズキは、不登校のお子さんのための塾&家庭教師です。
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