不登校から高校受験を成功させる3つのコツ〜高校の種類や選び方も紹介〜

こんにちは、不登校のお子さんのための家庭教師・キズキ家学(やがく)の寺田淳平です。

中学生の子どもが不登校です。高校受験を目指すのは難しいでしょうか?
不登校でも高校受験・合格はできますよ!

内申点や欠席日数など、いくつかの注意点を踏まえて高校を選び、対策を行っていきましょう。

この記事では、不登校のお子さんが高校受験を目指すときの注意点と、高校選びのコツを徹底解説します

このページを読んでわかること

  • 不登校の受験生が高校受験をするときの注意点
  • 不登校の受験生向けの高校の種類と特徴
  • 不登校からの高校選びのコツ
  • 不登校のタイプに合わせた高校の選び方

不登校の子どもの高校受験に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

私たち、家庭教師キズキ家学(やがく)は、不登校のお子さんを、13年間で3,000名以上サポートしてまいりました。キズキ家学は不登校についての無料相談を行っており、親御さん自身のお悩みもご相談いただけます。少しでも気になるようでしたら、お気軽にご連絡ください

目次

不登校から高校受験を目指すときには、調査書に注意が必要

不登校から高校受験を目指すときには、受験時の学力以外に、調査書(内申点)に注意が必要です。

調査書①概要

調査書①概要

「調査書」とは、中学校の先生が作成する、「生徒の学校生活の態度と成績を書いた文書」のことです

調査書のうち、教科の成績を得点化した項目を「内申点」と言います。

一般的に、不登校だと、次の理由から内申点が低いことが多いです。

  • 学校の勉強から離れていること(授業に出席していない、定期テストを受けておらず点数がない、定期テストを受けていても点数が低いなど)
  • 欠席日数が多いこと

■補足

  • 調査書や内申点には、「3年分の生活や成績」が書かれる場合もあれば、「3年生のぶんだけ」が書かれる場合もあります。
  • 出席日数のほか、英検などの資格取得や、作文コンクールなどの受賞についても、記入されます。
  • 調査書や内申点の付け方は、都道府県によって異なります。

調査書②高校受験の際、調査書(内申点)が審査されることがある

内申点が低いと、何が問題なのですか?
高校受験では、調査書(内申点)を志望校に提出することがあり、その場合は内申点も合否に関係するのです。

必ずではありませんが、公立高校の受験では提出することが多いです

東京都の例

東京都の全日制公立高校では、学力試験700点、調査書の内容300点という配分になっています(芸術及び体育に関する学科は600:400)。(参考:東京都ウェブサイト※PDF『学力検査に基づく入試(第一次募集・分割前期募集)』)

※学力試験や調査書以外にも、作文や面接などが実施・審査されることもあります。
※内申点(調査書)の点数配分は、都道府県・高校・学科などによって異なります。

調査書③教室に通わずに出席日数を増やす方法

調査書③教室に通わずに出席日数を増やす方法

不登校で教室に通えなくても、出席日数を増やす方法はあります。

  • 保健室登校(別室登校)
  • フリースクールや学習塾への「登校」
  • 適応指導教室(教育支援センター)への「登校」

保健室登校(別室登校)とは、その名のとおり、「学校には行くけれど、教室ではなくて保健室(別室)に登校する」というものです

保健室登校(別室登校)の利用については、中学校の先生に確認してみましょう。

フリースクールとは、不登校のお子さんが学校の代わりに通える民間の施設です

中学校の校長先生が認めれば、フリースクールや学習塾への「出席」を「学校への出席」とみなすことができます。

お子さんに合いそうなところがあるかどうかは、インターネット検索で探してみましょう。

適応指導教室は、不登校のお子さんが学校の代わりに通える公立の施設です

フリースクールとの違いは、「元の学校・教室への登校再開も目的としている」ところです。

適応指導教室の利用については、中学校の先生に確認してみましょう。

調査書④確認ポイント

不登校からの高校受験にあたっては、以下の点を中学校・塾・家庭教師・不登校のサポート団体などに相談して、一緒に確認してみましょう。

確認点

  • 志望校の受験で、調査書の提出が必要か
  • 調査書の提出が必要なら、それが合否にどのくらい(何点くらい)関わるのか
  • お住まいの都道府県では、どういう基準で内申点(調査書)を付けているか

不登校で欠席日数が多い場合の高校受験の考え方

不登校で欠席日数が多い場合の高校受験の考え方

不登校で欠席日数が多いと、高校受験で不利になるのでしょうか?
そうとも限りません。欠席日数の扱いは、受験する高校によって異なります。

調査書を提出しなくてもいい高校もあります。

ここからは、公立と私立に分けて、詳しく見ていきましょう。

①公立高校の受験を考えている場合

公立高校では、一般的に「欠席日数の多い生徒は審議の対象とする」としています。

「審議の対象とする」とは

簡単に言うと「合格が難しくなる」ということです。

「3年間の欠席日数が○○日を超える生徒は審議の対象とする」など、日数の基準が高校によって定められています。

とは言え、「不合格とする」のではなく、あくまで「審議の対象とする」ですので、審議の結果として合格となることもあります。

審議の対象となる例

  • 「1・2年生のときは休みがちだったけど、3年生のときは問題なく出席できた」
  • 「ケガで長期入院をしていたせいで、やむをえず欠席日数が多くなった」

このように、「中学校では欠席が多かったけれど、高校では問題なく出席できそうな場合」などは、中学校の先生がその旨を調査書に「特記事項」として記入することがあるのです。

ただし、「特記事項」に欠席した理由を書くかどうかは学校の判断によります。必ず書くとは限りませんので、中学校の先生に確認してみましょう。

また、都立高校などでは、「自己申告書」を提出し、欠席した事情を説明することができます(「自己申告書」の有無については、都道府県によって異なります)。

さらに、チャレンジスクール(東京都立)のように「不登校経験のある生徒」を積極的に募集している高校や、通信制高校・定時制高校のように、中学の成績・出席日数・受験をほぼ審査しない公立高校もあります。

②私立高校の受験を考えている場合

私立高校だと欠席日数の基準は、高校によって異なるんですよね。
学力試験の点がよければ欠席が多くても合格できる高校もありますし、調査書の提出自体が不要な高校もあります。

調査書の内容が不安なら、受験する高校を、「調査書の提出が必要ではないところ」にするのも一つの方法です。

学力試験の結果だけで合否を判断する受験形式のことを、「オープン型入試」と表現することもあります。

また、欠席日数や成績をほぼ審査しない、私立の通信制高校もあります

このように、不登校で欠席日数が多いからと言って、高校受験で不利になるとは限りません。

不登校から高校受験を目指す人が知りたい、高校の種類と特徴

不登校から高校受験を目指す人が知りたい、高校の種類と特徴

この章では、不登校から受験を目指す人が知っておきたい高校の種類と特徴を紹介します。

全日制 通信制 定時制 チャレンジスクールなど
入試 学力試験+調査書
※私立は調査書不要の場合も
書類審査+面接が多い 学力試験+面接
※ただし学力はあまり考慮されないことが多い
志願申告書+作文+面接
制度 学年制が多い 基本は単位制 学年制と単位制がある 基本は単位制
登校頻度 毎日(朝~夕方) 基本は指定のスクーリング日のみ 平日毎日(夕方~夜が多い) 平日毎日(時間の枠を選択)
卒業年数 3年 最短で3年 3〜4年 3〜4年
授業難易度 学校により異なる 通常はやさしい 通常はやさしい 通常はやさしい

上記の表を適宜確認しながら、順に解説していきます。

なお、高校の仕組みに関わらず、全ての高校に共通して、実際にお子さんに合いそうかどうか、卒業後の進路はどうかなどは、相性があるでしょう。

見学や説明会に行ったり、資料請求をしたり、中学校・塾・家庭教師などと相談したりしながら確認することをオススメします

制度のうち、「学年制」とは、中学までと同じように、1年生、2年生、3年生という「学年が存在する仕組み」のことです。

学年制の学校では、学校が定めた時間割に従って授業を受けます。

「単位制」の高校には、学年の概念(クラスメイト全員に共通の時間割)がありません

「その年に受ける授業を自分で決めることができる仕組み」のことです。

高校①全日制高校

一般的にイメージされる、朝から夕方にかけて勉強する「全日制高校」に進学する場合は、「私立高校」が主要な進路の一つになるでしょう。

先述したように、公立高校では、受験時に中学校の内申点が考慮されることが多いです

不登校の状況にもよりますが、お子さんが全日制の公立高校へ進学するのは難しいことが多い、ということです(もちろん、絶対に無理というわけではありません)。

それに対して、私立高校の受験の基準は学校によって様々です。

私立高校の合格基準の例

  • 入学試験の点数だけで合否を決める
  • 内申点よりも入学試験の点数を大きく重視して合否を決める
  • 不登校のために内申点が低くても、事情を配慮する
私立高校の受験科目は、「国語・数学・英語の3科目のみ」の場合も多いです。その場合、公立高校よりも科目数が少ないので、比較的短期間で受験対策ができます。

キズキ家学の生徒さんの中にも、中学校で不登校の状態から、半年程度の対策で私立高校に合格した方は数多くいます。

高校②通信制高校

高校②通信制高校

通信制高校も、不登校からの高校受験を目指す人から指示されている進学先のひとつです。

通信制高校とは、郵便やe-mail、オンライン学習サイトなどを用いた、自宅学習がメインになる高校です

通信制高校の特徴

  • 毎日の登校が必要なく、学校が定めた日にだけ登校する(これを「スクーリング」と言います)
  • 勉強は、主には学校から送られてくる教材を利用して、自宅で行う
  • スクーリングや、修学旅行などのイベントの頻度は、学校によって大きく異なる
  • 入学試験は、筆記試験ではなく、面接や作文だけのところが多い
  • 中学校や高校で不登校になった人を積極的に受け入れている学校が多い

通信制高校の受験では、不登校の経験そのものが不利になることはありません。

一方で、毎日の登校が必要ないぶん、毎日の勉強のサポート・進路相談・受験サポート・就職サポートが手薄な高校もあります。

その場合、「大学受験用の勉強」は家庭教師や学習塾を併用する必要があるでしょう。

高校③定時制高校

定時制高校も候補のひとつです。

定時制高校(単位制高校)も、通信制高校同様に、不登校経験者、全日制高校からの転入生、社会人など、いろんな人を受け入れています。

定時制高校の特徴

  • 平日は毎日登校して授業を受ける
  • 授業の時間帯は、昼から夜にかけてのことが多い(最近では、朝から授業を行う高校もある)
  • 3年で卒業できる高校もあれば、4年で卒業するスケジュールになっている高校もある

「夜学(やがく)」や「夜間高校」という名前でも親しまれています。

卒業までに必要な年数は学校ごとに異なりますので、受験を考える段階でよく調べるようにしましょう。

定時制高校は、通信制高校と比べて、教師やクラスメイトと接する機会が多いという特徴があります。

定時制高校と通信制高校のどちらに進学するか迷ったとき、こうした人との交流が一つの判断基準になるでしょう。

高校④チャレンジスクールなど

高校④チャレンジスクールなど

自治体によって名前は異なりますが、チャレンジスクールも、受験の候補に入るでしょう。

チャレンジスクールとは、中学校や高校で不登校や中退を経験した生徒のための、単位制かつ定時制の都立高校です。

チャレンジスクールの特徴

  • 入学試験に筆記試験はなく、面接と作文、志願申告書などで審査。
  • 公立高校でありながら、内申点(調査書)は考慮されない。
  • 都立高校なので、一般的な私立高校と比べると学費を抑えられる。
  • 授業は午前、午後、夜間の3部に分かれていて、自分の生活リズムに合わせて勉強する時間を選ぶことができる。

上記のような特徴から、不登校経験のある受験生の志望校のひとつとして知られています。

なお、チャレンジスクールは東京都にあるため、東京から遠くにお住まいの場合は現実的な選択肢ではないかもしれません。

ですが、今後都内へ引っ越す可能性がある場合には、入学・転校の選択肢になると思います。

また、東京都にお住みでない方は、お住まいの地域に類似の学校や制度がないか調べてみることをオススメします

例えば、神奈川県では「クリエイティブスクール」という名前で、類似した学校が何校かあります。

不登校の受験生が高校を選ぶときの3つのコツ

不登校の受験生が高校を選ぶときに大切なコツを、3つ紹介します。

  • ①中学校(担任の先生など)とよく相談する
  • ②不登校の指導実績がある家庭教師や学習塾などに相談する
  • ③学校見学会などに参加する

コツ①中学校(担任の先生など)とよく相談する

一番のコツは「中学校(担任の先生など)とよく相談する」ことです。

中学校の先生は、基本的な公立・私立高校などの知識だけでなく、不登校の生徒さんにあった進路や受験先をたくさん知っています。

さらに、お子さんの欠席日数、内申点、学力などを理解していますので、より具体的なアドバイスができるはずです。

不登校からの高校受験については、まずは中学校の先生に相談しましょう

お子さんも話し合いに加わった方がよいでしょうが、難しい場合は親御さんだけでもご相談してみてください。

コツ②不登校の指導実績がある家庭教師などに相談する

コツ②不登校の指導実績がある家庭教師などに相談する

2つめのコツは「不登校の指導実績がある家庭教師や学習塾などに相談する」です。

不登校からの高校受験に詳しい家庭教師・学習塾・サポート団体などはたくさんあります(私たちキズキ家学もその一つです)。

不登校の指導実績がある家庭教師などでは、中学校以上にきめ細やかなサポート・アドバイスを得られるというメリットがあります。

学力に不安があって、独学での高校受験が心配だという人にもオススメです

家庭教師などを探したい場合は、ぜひインターネットで「不登校+高校受験+相談+お住まいの市区町村名」などと検索してみてください。

コツ③学校見学会などに参加する

3つめのコツは、「学校見学会・学校説明会などに参加する」ことです。

それぞれの高校は校風や雰囲気も異なりますし、進学や就職についての実績やサポート体制も異なります。

学校見学会などに参加することで、実際の様子や通学環境を確認できたり、進路などの気になることを質問できたりします。

ご本人の参加が難しそうな場合は、ご本人の希望も聞きつつ、親御さんだけでも参加してみてください

時期的に説明会が終わっている場合は、高校のウェブサイトをよく見たり、電話やメールなどで個別に質問したりしてみましょう。

不登校のタイプに合わせた高校の選び方

不登校のタイプに合わせた高校の選び方

不登校のタイプに合わせた受験先の選び方はありますか?
一概には言えませんが、現在の学年などによって、できるアドバイスはあります。

不登校のタイプごとにアドバイスを紹介しますので、お子さんの状況に近いと思うものを参考にしてみてください。

いずれの不登校のタイプも、親子だけで悩まず、学校の先生、家庭教師や塾の先生、不登校のサポート団体などに相談することが大切です。

タイプ①いま、中学1・2年生で不登校

「中学1・2年生で不登校」というお子さんは、以下の点に注意して受験先を考えましょう。

  • 調査書を重視しない高校・受験方式を探す
  • 3年生での出席日数(内申点)を上げながら、3年生のときの調査書だけを審査する高校を探す
  • 3年生での出席日数(内申点)を上げながら、1・2年生時の不登校について調査書で「説明」できそうなら、調査書を審査する高校も視野に入れる

ここで言う「内申点を上げる」というのは、「無理にでも学校に行こう」という意味ではありません。

コラムの1章の「欠席日数」の項目で書いたように、保健室登校やフリースクールへの出席などで登校日数(内申点)を上げる手段もあります。

資格取得や、作文コンクールなどの受賞も、内申点にプラスに働く可能性があります。

1〜3年生の調査書を見る高校への受験は、難しいのでしょうか?
その場合でも「絶対に不合格になる」というわけではありません。挽回の可能性はありますし、前にも述べた「審議の対象」となる場合もあります。

お子さんの心身の調子を崩さないように気をつけながら、できることがないか、担任の先生などに相談してみてください。

タイプ②いま、中学3年生で不登校の場合

タイプ②いま、中学3年生で不登校の場合

「中学3年生で不登校」というお子さんについては、以下の点に注意して受験先を考えましょう。

  • 調査書を重視しない高校・受験方式を探す
  • これから内申点を上げられそうなら、調査書を審査する高校も視野に入れる

前にも述べたように、私立高校などは、受験時に調査書を考慮せずに学力のみで合否を測る高校が結構ありますし、学力試験がない高校もあります。

一般的に内申書を重視しない高校

  • 通信制高校
  • 定時制高校
  • チャレンジスクール
  • 一部の私立高校

現在中学3年生というお子さんは、まず調査書を重視しない高校・受験方式を探すのがよいでしょう

その上で、詳しい人にも相談しつつ、自分の状況や性格に合いそうな高校を探してみましょう。

タイプ③小学校~中学校の現在まで不登校の場合(または不登校と登校を繰り返している)

小中学校でずっと不登校だったり、不登校と登校を繰り返していたりしても、高校受験はできます。

そういったお子さんは、以下の点を意識して受験先を探してみてください。

  • 現在の学力や調査書で入学できそうな高校・受験方式を探す
  • 勉強が不安なら、家庭教師や塾などを利用する
  • 体力が少なかったり生活が乱れていたりするなら、医者などを頼る
  • 勉強や生活が上向いてきたら、候補を増やす

まずは、「現在のお子さん」の学力や調査書で進学できそうな高校・受験方式を探しましょう。

勉強から離れている場合や勉強が苦手な場合には、基礎学力の定着・高校受験・進学後のために、学び直せる家庭教師や塾などを探すのがオススメです。

ずっと家にいて体力がないけれど、心機一転して、登校頻度の高い学校に通いたいという場合に気にした方がいいことはありますか?
特に入学直後は「毎日の通学」や「毎日の授業」、そして「学校生活そのもの」に大きな疲れを覚える可能性があるので、注意してください。

受験や入学の前から、少しずつ体力をつけたり昼夜逆転の生活を改めたりするところから始めましょう。

学力が向上したり、生活が整ったりしていくうちに、高校の選択肢が増えることもあります。

その上で、全日制にこだわりがないようであれば、通信制や定時制も積極的に視野に入れていくことをオススメします

タイプ④学校生活(集団生活)に不安があって不登校になっている場合

タイプ④学校生活(集団生活)に不安があって不登校になっている場合

勉強面では問題なく高校受験に合格できそうでも、以下のように、学校生活(集団生活)に不安を覚える人もいるでしょう。

  • 人の輪の中に入るのが怖い
  • ひきこもり気味で、通学できるか不安
  • 朝起きられないから、学校の授業に生活が合うか不安
  • 気持ちや体調が不安定で、毎日通えるか不安

そんなお子さんについては、次のようなことに留意してみてください。

■ポイント

  • 心身の調子や生活改善については、医者やカウンセラーを頼る
  • 学力については、塾・家庭教師を利用したり、学校に補習を頼んだりする
  • コミュニケーションについては、フリースクールや習い事教室などを利用する
  • 受験や学校に行くことを怖いと本人が感じている可能性があるので、周囲がサポートする
  • 「毎日の通学」や「朝からの授業」に不安があるようなら、通信制高校や定時制高校を視野に入れる

本人や家族の「努力」だけで直そうとせず、医師やカウンセラーに相談しましょう。

タイプ⑤病欠による不登校が多い場合

病気によって欠席日数が多いときはどうすればいいですか?
医療機関と学校への相談が大切です。

病気については、何よりも医療機関からのアドバイスが大切です。

その上で、登校自体が難しいのであれば、通信制高校をオススメします

通信制高校であれば、自宅学習をメインに勉強を進められます。

親御さんの声:不登校の娘だけではなく、親の私にとっても、家庭教師がどれほど支えになったかわかりません

親御さんの声:不登校の娘だけではなく、親の私にとっても、家庭教師がどれほど支えになったかわかりません

私たちキズキ家学の生徒さんにも、不登校の中学生が大勢います。

参考として、親御さんの声を一つご紹介します。

この生徒さんはまだ高校受験の年齢ではありませんが、「中学校で不登校になったお子さんは、次の一歩に必ず進める」というお話としてご覧ください。

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娘は、中学校に入学してすぐに、クラスメイトとのトラブルがきっかけで不登校になりました。

自宅では好きなことをして過ごして外出もできていたのですが、学校には行けず、どうしたらいいのか悩んでキズキ家学の利用を開始しました。

最初は、教育コンサルタント(カウンセラー)の方による訪問支援です。

訪問開始直後の娘は、知らない人が家に来ることが不安を見せていましたが、教育コンサルタントの方が娘の好きなことを一緒に取り組むことで、不安を解消してくれました

また、娘の心理検査や知能検査を行うことで、親の私も娘のことが客観的にわかるようになり、娘への接し方がわかるようになりました。

次に、スタディパートナー(家庭教師)のNさんにも訪問してもらうようにしました。

訪問開始からしばらくは、娘と私とNさんの3人で交流を深めて、新たに信頼関係を築いてくれました

次第に娘とNさんだけの交流も可能になり、勉強を簡単な内容から再開しました。

娘は、Nさんとの授業でコミュニケーションと勉強に次第に自信をつけていき、慣らし登校や学校の先生との面談にチャレンジできるようになりました。

中2の今では、ほぼ毎日登校して部活にも参加しています

授業の復習や宿題にも取り組むなど、勉強習慣も身につきました。

あせってばかりいた私に取って、教育コンサルタントとスタディパートナー(家庭教師)の訪問がどれほど心の支えになったかわかりません。

関連動画:不登校経験を、高校受験の面接でどう語る?3つの対策で合格が近づきます!

こちらの動画(Youtube)「高校受験の面接で、不登校経験をどう語る?3つの対策で合格が近づきます!」では、このコラムの内容に関連して、面接のある高校受験の際に不登校の経験をどう話せばいいかをお伝えしています。

ポイントは、次の3つです。

  • ①不登校経験をなかったことにはしない
  • ②不登校にはいろんな語り方がある
  • ③一人きりで考えなくてもいい

ご興味がありましたら、ぜひご覧ください。

受験校の種類と特徴を知ることで、不登校の高校受験は成功します

不登校でも受験校の種類と特徴を知ることで、高校受験を成功させることはできます

不登校でも、高校受験に合格することができるんですね!
そうです。受験校の種類と特徴を知った上で、担任の先生、家庭教師、不登校のサポート団体などの詳しい人と相談していきましょう。

今回のまとめ

  • 高校受験に調査書(内申点)や欠席日数が関わるのは事実だが、それで合否の全てが決まるわけではない
  • 高校受験の仕組みや学校の種類を知ることが大切
  • 高校の種類次第で、高校受験を成功させることは充分可能
  • 不登校からの高校受験に詳しい人に相談することが大切

この記事が、不登校からの高校受験を考えているお子さんと、親であるあなたのお役に立ったなら幸いです。

さて、私たち、キズキ家学(やがく)は、不登校のお子さんのための家庭教師です。

13年間で3,000名以上、不登校のお子さん・親御さんをサポートしてまいりました。

不登校についての無料相談を行っており、親御さん自身のお悩みもご相談いただけます。

少しでも気になる方は、お気軽にご連絡ください